実はありそうでなかった前代未聞の手焼き煎餅です
加工米ではなく、ごはん用のお米を使用
直径なんと12センチ。ちょっと目を引く大きさのこのお煎餅は、今までありそうでなかったちょっと珍しいお煎餅なんです。いえいえ、大きさのことではありません。実はこのお煎餅、原材料のクオリティにこだわり抜いた前代未聞のお煎餅。素朴な顔をしていますが、原材料の大部分を占めるお米は、「日本一の美味しさ」といわれる魚沼産コシヒカリを使用しています。
それだけではありません。さらに、ほとんどの米菓は、通常、「くず米」と呼ばれる加工用のお米が使われているのですが、このお煎餅は、くず米ではなく、ごはん用として出荷される最高級の魚沼産コシヒカリを100%使用。贅沢なまでにお米のクオリティにこだわったお煎餅なのです。
作っているのは、新潟県南魚沼市に拠点を置く雑誌社「自遊人」の食品セレクトショップ「膳」です。新潟県南魚沼市といえば日本一の米どころであり、最高級ブランド米・南魚沼産コシヒカリのふるさとです。自遊人はかねてからこの場所に自社農場を持ち、雑誌を作るかたわら、安全で品質が高く、本当に美味しいお米の栽培法を追求してきました。
このお煎餅は、お米の味にとことんこだわる自遊人が「本当に美味しいお煎餅が食べたい」という想いで作った自信作。そのまま食べても美味しいごはんで作っていますから、加工米を使用したお煎餅との味の差は歴然としたものに。その味は「しっかりとお米の味がする」と、地元の農家の方々からも評判です。

砂糖不使用。調味料も一級品
さらに驚いたのは、その調味料へのこだわりようです。このお煎餅は、全部で6種の味がありますが、その6種に使用している調味料も選び抜かれた一級品ばかり。なかでも、味つけのベースとなるしょう油は、昔ながらの木桶で仕込んだ天然醸造のしょう油を使用。名だたる料亭がこぞって使用する一級品です。もちろん、そのようなしょう油ですから、アミノ酸などの化学調味料やアルコールなどの添加物は、一切使用していません。無添加・天然醸造のすっきりとした優しい味わいが特徴です。
なぜお煎餅の調味料にそこまでこだわるのか。その理由は、お米の美味しさにあります。原材料のお米が美味しくなると、しょう油や味噌などの調味料も、お米の美味しさに見合うものがほしくなるもの。繊細なお米の甘みや旨みを引き立ててくれる調味料が、必要になってきます。ですが、いまの時代、そのような調味料を探すのは、実はなかなか大変こと。市販の調味料の多くには、おもにアミノ酸などの化学調味料や、ブドウ糖やカラメル色素などの添加物が入っています。
アミノ酸などは、食べた瞬間に旨みを感じるほど、インパクトのある化学調味料です。残念なことですが、いまでは化学調味料で味付けしたお煎餅のほうが「ちゃんと味がする」といって売れ行きがいいほど。ですが、それほど強い印象のある調味料なので、原材料がちがっても、どれも画一的な味わいになり、お米の繊細な甘みや旨みはかき消されてしまうのです。
「だったら、自分たちで美味しいお煎餅を作ってしまおう」という想いから誕生したのが、この手焼き煎餅。お米はごはん用の魚沼産コシヒカリを使用。調味料も無添加の一級品です。その分、材料費は跳ね上がりますが、美味しさに間違いはありません。食べた瞬間にわかる直球の旨みはありませんが、噛むほどにお米の甘みや旨みがじわりと広がります。少し控えめ、でも深みと広がりの両方を持つ、優しい美味しさです。
手焼きで1枚1枚しっかり焼き上げる
厳選されたお米と調味料で作ったお煎餅ですから、焼き方にもこだわっています。この商品は、昔ながらの手焼きで、一枚一枚焼き加減を見ながら、しっかりと焼き上げたお煎餅。パリッと歯切れよく、炭火焼に近い昔ながらのお煎餅の味がします。大きくて食べ応えも十分なのですが、香ばしく、調味料の味がしつこくないので、ペロリと完食してしまいました。
お値段は1枚160円から。東京の手焼き煎餅の価格からみると、かなりリーズナブルな価格です。しかも、原材料のクオリティの高さを考えると、採算を度外視して作った前代未聞の手焼き煎餅。食べるまではちょっと高く感じるかもしれないけれど、一口食べれば「うーむ、なるほど…」とその味に納得されるはず。まずはカブリと一口、食べてみてください。
おいしさの極意
調味料の一つ一つにこだわる
NEWS
料理研究家の田沼敦子先生も推薦!
贈答に最適です

料理研究家であり、歯学博士である田沼敦子先生のブログで、「イマドキここまでこだわって作っているモノがいったいどのくらいあるかしら…」(2011/7/28のブログより一部引用)とご紹介いただきました。
ココがホンモノです!
味は全部で6種類。どの味も選び抜かれた調味料を使っている。とくにしょう油は料亭御用達の天然醸造・木桶仕込みの一級品。改まり過ぎず、でも上質な手みやげがほしいときに、ちょうどいい逸品。
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しょうゆ 今では貴重な木桶で天然醸造した醤油を贅沢に使用。天然醸造ならではの奥行きのある風味とすっきりとした後口が特徴。 |
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ざらめ 昔懐かしいざらめ煎餅。ざらめの甘さが天然醸造の醤油を引き立て、「しょうゆ」以上に醤油の風味を楽しめる。 |
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海苔 スタンダードな「しょうゆ」に国産の海苔を貼った一品。磯の香りがほんのりする、定番人気のお煎餅。 |
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味噌 長期熟成させた天然醸造の味噌を使用。一度食べるとクセになる味。「こういうの、ありだよね!」と手打ちする美味しさ。 |
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こしょう 「しょうゆ」味と、白胡椒・黒胡椒のハーモニーが絶妙。ビールのつまみならコレがイチオシ。 |
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七味 「しょうゆ」に七味唐辛子をまぶしたお煎餅。唐辛子はちょっと多めなので、辛いお煎餅が好きな人におすすめ。 |
ココで買えます
オンラインショップ | 自遊人オーガニック・エクスプレス |
主な販売店 | 米屋自遊人 有楽町店 東京都千代田区有楽町2丁目10-1 東京交通会館1階 越後湯沢駅構内がんぎ通り 新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢主水 越後湯沢駅構内 車屋商店 新潟県南魚沼市長森627-8 |
お電話で | 0120-477-737(平日8:30〜17:00) |
ファックスで | 025-794-4440(24時間受付) |

ココが自慢です

原材料にとことんこだわった自慢のお煎餅です。お米は加工米ではなく、ごはんとして食べる魚沼産コシヒカリを使い、調味料も無添加・天然醸造のものにこだわりました。その味は「お米の味がしっかりとする」と農家にも大好評。一枚一枚炭火で焼いた、今どき珍しい本物のお煎餅です。ぜひ食べてみてください。
膳 社長 藤本葉子さん

審査員の実食おいしさ判定
「日本一美味しい」お米を取り揃える自遊人の食品セレクトショップ膳が、「日本一美味しいお煎餅」を目指してつくりました。その美味しさに、魚沼のお米農家も太鼓判!
ということで、おいしさ判定は三つ星です。
雪国A級グルメプロデューサー 岩佐十良