酵素玄米を中心に野菜たっぷりの体にいい食事を味わえるカフェ
※Sumaka living(スミカ リビング)はただいまカフェ営業を中止していて、予約制の営業とお弁当販売のみになっています。詳細はこちら http://www.f-a-n.work/sumika1239839135.html
水上駅から徒歩3分、駐車場から階段を下りていくと、川沿いに建つ民家を改装したカフェ「スミカリビング」が現れます。
民家を改装した建物の玄関を入ると、近くの農家で栽培された無農薬の野菜や平飼いの玉子などが並んでいます。
金曜から月曜のみの営業のこの店、メニューは少なく、「酵素玄米ご飯のプレート」「自家製パンのプレート」「根菜カレー」が中心ですが、なんといってもこの店の看板メニューが「酵素玄米ご飯」です。
酵素玄米ご飯は、玄米と小豆を一緒に炊いて2〜3日間保温熟成させたもので、「寝かせ玄米」とも呼ばれています。炊いた直後はただ小豆の炊き込みご飯なのですが、熟成させた期間の間に驚くほどのもちもち感が出て、旨みも向上するのです。しかもギャバなどの栄養素も増えるそうで、一時期、多くの有名人が食べていることでも話題になりました。
そんな酵素玄米をおいしく食べてもらおうという「酵素玄米ご飯のプレート」は、大きなおにぎりが2つと、日替わりのおかず、味噌汁がセットになっています。
主役の酵素玄米は地元の農家が栽培したコシヒカリで、プレートに盛られたおかずの野菜も地元の農家が作ったもの。定番の玉子焼きは、自宅で飼っている鶏の卵や、野菜の農家農家さんが平飼いで育てている鶏の卵を使っています。
おかずの定番にサンマの酢漬けもありますが、このサンマ以外は魚もお肉もメニューにほとんど使われていません。
梅干しや紫蘇の実の塩漬け、らっきょう漬けなども自家製。味噌も町内と藤岡市の大豆に、沼田さんの米糀や麦糀を使っての自家製。
Sumaka livingは「工舎 澄み処(sumika)」という建築工房のご主人の実家をカフェにしたもの。建築でも地元の木材や古材、土壁などを積極的に使った自然素材の家を作っています。
「食べることを大事にするのは、住むことを大事にするのと同じ」と、長く、健康的に暮らすためのライフスタイルを提案しているのです。
夏の川沿いのテラス席や、冬の薪ストーブが暖かな店内など、思わず長居をする人も多いという居心地の良い空間で、体が喜ぶ料理を味わってください。