越後まつだい里山食堂Echigo matsudai satoyamashokudo

AG304 総合評価
原産地への配慮
現地産食材の使用
無添加への取り組み
Point ここがポイントです!
1.食材は松代・松之山産。調味料も、だしも無添加です。
2.建物も内装も、世界的アーティストの作品です。
3.カフェの大きな窓から、夏は棚田、冬は見事な雪景色が楽しめます。

銀のプレートの中に映し出される里山の四季

生産地の真ん中にあるという贅沢
 越後まつだい里山食堂は、「農舞台」というフィールドミュージアムの中にあります。「農舞台」は、十日町市と津南町で3年に1回行われる大地の芸術祭「越後妻有アートトリエンナーレ」から生まれた施設で、この施設自体が一つのアート作品。越後まつだい里山食堂も作品で、内装はジャン=リュック・ヴィルムートのデザインです。中はかわいいカフェといった雰囲気で、扉を開けると水色の明るい空間が広がります。
 飲食店で青い空間というのは、実はとても珍しいもの。また、天井を飾るのは松代の四季折々の風景ですが、これが鏡のテーブルに映し出され、独特の雰囲気を作り出しています。
 このカフェの平日のおすすめメニューは「里山セット」。その名の通り、松代の山の恵みをあれこれたっぷりと楽しませてくれるセットで、お米はもちろんのこと、肉や野菜、加工品に至るまで、使っている素材のほとんどは地元のものです。たとえばお米の半分は、目の前の棚田(実はこれも作品!)で穫れたもの。野菜の一部は農舞台の自家菜園で育てていますし、山胡桃は、松代のお母さんたちといっしょに向かいの山に入採ってきたものだそう。ちなみにこの山胡桃ですが、皮を水にさらして取り除き、殻を割って、中の実を楊枝で一つひとつ取り出すという気の遠くなるような作業を経て作られたもの! とにかく食材の産地が近いことが、このカフェの特徴。といっても、この地域は魚沼産コシヒカリや野菜の生産地なので、生産地の真ん中に突如かわいいカフェができた、といったほうがいいのかもしれません。

農舞台は、施設の中も、まわりの環境も、すべてがアート作品。食堂の内装は、ジャン=リュック・ヴィルムートが担当。天井の照明には写真が飾ってあり、テーブルの天板に松代・松之山の風景を映し出している。窓からは、夏は緑の棚田、秋は金の稲穂、冬は真っ白な雪景色を楽しむことができる。

料理の締めは、全国的に知られた米の名産地である南魚沼の中でも、特に美味しいと言われる塩沢地区のコシヒカリを使ったお粥です。写真の日のコースではお粥ですが、季節によってはそのコシヒカリを使った白米と、オリジナル味噌の味噌汁が登場します。
 デザートは、専任のパティシエが作ったもので、こちらも季節によって魚沼産の食材を取り入れています。
 魚沼の素材を、思いがけない形で食べさせてくれる、「地産地消」を突き詰めた新しい料理は年に4回変わるので、雪国の四季を様々に楽しめます。

宿泊時の夕食例

里山ビュッフェ 1,500円

土曜・日曜・祝日はビュッフェスタイルのランチを用意。季節ごとの松代の食材や伝統食を使い、惣菜20種から25種、ご飯物(白米・玄米)、パン、汁物などが用意されています。

粉豆腐
ビュッフェの定番メニューのひとつで、松代・松之山に伝わる伝統の加工食品。米粉と青大豆の粉を筒状に練ったものをスライスして、軽く焼いて いただく。地元の人は『昔はこんなにおいしいものじゃなかった』というが、いまはとても美味しく作られている。この地でしか食べられない珍しい伝統食。
切り干し大根とパセリのサラダ
切り干し大根は体の余分な脂を外に出してくれる働きがある。パセリと和えてさっぱりとした味わいに。
根菜のピクルス
ゴボウやレンコン、ニンジンなどを使ったピクルスも定番品。シャキシャキとした歯ごたえが美味。
松代産コシヒカリ
里山食堂で使っているお米の半分は、食堂の窓から見える棚田で収穫したコシヒカリ。この棚田は農舞台の代表的な芸術作品の一つ。
人参ケーキ
色鮮やかなケーキはやさしい味わい。

お宿・お店のこだわりポイント

松代のお米や野菜はとてもおいしいので、ぜひみなさんに食べてもらいたいです。建物も芸術作品なので、その空間と、窓から見える季節ごとの景色と一緒に楽しんでください。
越後まつだい里山食堂 スタッフのみなさん

審査員の実食おいしさ判定

とにかく食材の産地が近いことにびっくり。なかには、「この米はあの棚田で、これはあの山で」など指で示すことができる場所もあります。メニューの種類はそんなに多くはないのですが、数少ないメニューの中に、動物性の食材を一切含まないメニューやマクロビオティックのメニューがあるので、そのような食事をしたい人にとっては、とても貴重なカフェ。ドリンクやデザートもあります。
ショップには、この地方の特産や伝統のお菓子、地酒がそろっています。パッケージがとてもかわいいので、おみやげにもきっと喜ばれるはず。ぜひのぞいてみてください!

AG304 総合評価
原産地への配慮
現地産食材の使用
無添加への取り組み

認定のポイント


◎食材の8割以上が松代・松之山産。加工品もほとんどが地場産のもの。
◎調味料は基本的に昔ながらの製法で作られたものを使用している。
◎この地方伝統の製法を生かした加工品や調味料などを積極的に使っている。


認定条件
審査
備考
基本条件
雪国の気候風土が活きた美味しい食を自らの宿や店で作っていること。
原材料のすべての情報を公開できること。
雪国観光圏内の食材を積極的に使用していること。
消費者の「安全」と「美味しさ」を第一に考え、原産地や添加物にまで気を配っていること。
「雪国A級グルメ」認定の一次産品、加工品を積極的に使用していること。
1つ星
米に関しては、雪国観光圏7市町村のものを100%使用していること。
野菜と農産物加工品に関しては、雪国観光圏7市町村のものを中心に、自県産を50%以上使用していること。
外国産の野菜や農産物加工品を使う場合には、食の安全性から見た必然性や、調味において不可欠なもの等の理由があること。
素材の味の良さを最大限に生かすために、基本的に化学調味料は使わないこと。
ただし、※の事項については特例として認定する。
※1つ星の特例事項
・ドレッシングや加工品に添加物や化学調味料が入っている。入っていない
・味噌や醤油、酢、みりんなどの調味料に化学調味料が入っている。入っていない
(ブッフェ時を除く)
・漬け物に添加物や化学調味料が入っている。入っていない
・農産物加工品、畜産加工品に添加物や化学調味料が入っている。入っていない
・味噌汁に化学調味料の入った顆粒粒だし、だしパックなどの製品を使っている。入っていない
・味付け海苔や添加物入りの加工品(納豆、もずく、タコワサ等)を提供している。入っていない
2つ星
1つ星の該当条件を満たし、特例事項(※)への該当がほぼないこと。
食肉と食肉加工品に関しては、雪国観光圏のものと、所在地の県産品を積極的に使用していること。
雪室で貯蔵した米や雪室ジャガイモ、雪下にんじん等、雪国らしい素材を積極的に使用していること。
伝統野菜や伝統調味料を積極的にメニューに取り入れていること。
3つ星
1つ星の該当条件を満たし、特例事項(※)への該当がほぼないこと。
農産物は特別栽培農産物や有機JAS、またはそれに準ずるものを積極的に使用していること。
地域をリードする専業農家や農業生産法人、エコファーマーの生産する農産物を積極的に使用していること。
春は山で獲れた天然の山菜、秋は天然きのこなど、その地で穫れた天然の幸を積極的に使用していること。
川魚と食肉、食肉加工に関しては、抗生物質や薬剤をできる限り使わないものを使用していること。
味噌、醤油、みりんなどの調味料は、すべて無添加、天然醸造できちんと作られたものであること。
品質の高いだし素材を使用していること。
畜産加工品や農産物加工品にも添加物が入っていないことを確認して料理していること。
加工品や調味料の原材料と、その品質まで把握するように努めていること。
食材の産地
お米
品種:松代産・松之山産コシヒカリ100%
生産地:新潟県十日町市松代、および松之山
栽培方法:慣行栽培(使用の農薬や肥料などはJA指導基準の1/2以下)
野菜
十日町産:青じそ、青菜、いんげん、枝豆、オクラ、柿の素、かぶ、かぼちゃ類、からし菜、カリフラワー、絹さや、キャベツ類、きゅうり、空心菜、 ゴーヤー、コリンキー、さつまいも、里芋、山椒の実、さんとう菜、四角豆、ししとう、じゃがいも類、春菊、ズッキーニ、スナップエンドウ、大根類、鷹の 爪、チンゲン菜、トマト、なす類、にんじん、にんにく、ねぎ、白菜、葉大根、二十日大根、パプリカ、ピーマン、ひとくちメロン、ふじ豆、ブロッコリー、水 菜、むかご、モロッコ、モロヘイヤ、ヤーコン、八つ頭、ロマネスコ、わさび菜、とうもろこし
新潟産:れんこん、ごぼう
県外産:根生姜、たまねぎ、にんにく、冬季に使う青菜など
そのほか、この地域の伝統野菜である糸うり、ずいき、夕顔や、雪国特有の方法で栽培・貯蔵した雪下にんじん、雪下大根なども使用している。
山菜
松代・松之山産の天然の山菜を使用。
あずきな、ののば、ふきのとう、のかんぞう、山あさつき、うど、かたくり、うるい、こしあぶら、あけびのめ、とりあし、はんがん、みやまいらくさ、わらび、みず、よもぎ、なるこゆりう、せりなど
きのこ
松代・松之山産:ひらたけ、もぐらなど
加工品
地元で作られた無添加の加工品を使うようにしている。豆腐と油揚げは消泡剤使用。
食肉
豚肉:妻有ポーク(新潟産)
鶏肉:ブロイラー(岩手産)
妻有ポークは、十日町市、津南町などの妻有地方特産のブランド豚。肉の安全を守るために、抗生物質を使わず、ミネラルバランスのよい飼料で育てている。
調味料
醤油:オーサワ「茜醤油」(濃口)ー本醸造・無添加・国内産
大久保醸造「紫大尽」(薄口)ー本醸造・無添加・国内産
キッコーマン「国産丸大豆醤油」(濃口)ー本醸造・無添加・国内産(ビュッフェのみ使用)
味噌:みらい「杉樽仕込み味噌」ー天然醸造・無添加・国内産
やさか「白味噌」ー天然醸造・無添加・国内産
自家製味噌ー天然醸造・無添加・国内産
杉樽仕込み味噌は、地元の「みらい」が無農薬・無化学肥料で育てた大豆を使って昔ながらの製法で作った手作り味噌。
みりん:住乃井本みりんー県内産
タカラ「本みりん」ー国内産
酢:村山造酢「千鳥酢」ー静置醸造法・国内産
ミツカン酢(ビュッフェや酢漬けなど大量に必要なものに使用)
酒:松乃井、天神囃子。基本的に料理に酒は使わない。
塩:海の精ー天日・無添加・国内産(漬け物や塩蔵を除く)
砂糖:てんさい糖:非精製糖・無添加・国内産
きび砂糖:非精製糖・無添加・国内産
黒糖:非精製糖・無添加・国内産
素焚糖:非精製糖・無添加・国内産
グラニュー糖・上白糖;精製糖(一部のお菓子に使用)
トレモリン(生チョコ用);精製糖
油:平出菜種油ー圧搾方式・無添加・国内産
オーサワゴマ油ー圧搾方式・無添加・国内産
アルテオリバ ピュア オリーブオイルー圧搾方式・無添加
カルボネール オーガニック EXVオイルー圧搾方式・無添加
サラダ油(ビュッフェ時のみ使用)
調味料は、昔ながらの製法で作られた無添加の調味料を使用。化学調味料は使わない。生きているもの、自然なものを選ぶようにしている。
だし
昆布ー日高昆布・養殖、真昆布・山出し・養殖
乾椎茸ー外国産
煮干しー国産煮干し・酸化防止剤不使用のものを使用
炒り大豆ー県内、地元産大豆を炒って使用
だしの素材も無添加のものを使用。野菜の味を負かさないように気をつけている。

※実際の食材は仕入れ事情によりこの表と異なることもありますが、実際の宿泊の際におたずねいただければ、すべて産地を公開することが可能です。

DATA
越後まつだい里山食堂【新潟県・十日町市】
〒942-1526新潟県十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」内
予約

ご予約は必要ございません。
お問い合わせ電話番号:025-595-6688
アクセス関越自動車道塩沢石打ICから国道353号経由で約50分、
越後川口ICから国道117号経由で約50分
北越急行ほくほく線まつだい駅に直結
営業時間10:00〜17:00(ランチタイム11:00〜14:00)
料金平日/ランチメニュー1,000円〜
土日祝日/里山ビュッフェ1,500円〜
席数50席
インターネット接続不可
禁煙平日は分煙 土日のみ11:00〜14:00全席禁煙(そのほかの時間帯は分煙)
支払い方法現金のみ
定休日水曜日
食事への対応アレルギー  :アレルギーの度合いにもよるが、要望があれば対応する。
糖尿病・高血圧:厳密には対応できないが、できる限り対応する。
玄米食    :対応不可
野菜食    :動物姓の食材を一切含まないメニューに対応可。
マクロビオティックに対応可。
※ご希望の場合は、事前にご連絡を。

この記事は転載可能です。
利用規約はこちら>>

越後まつだい里山食堂Echigo matsudai satoyamashokudo
AG304 総合評価
原産地への配慮
現地産食材の使用
無添加への取り組み
住所:〒942-1526新潟県十日町市松代3743-1 まつだい「農舞台」内MAP
TEL:
URL:http://www.echigo-tsumari.jp/food/
アクセス:
関越自動車道塩沢石打ICから50分、越後川口ICから50分
北越急行ほくほく線まつだい駅に直結
matsudai_p