道の駅にオープンしたての和カフェで、スローフードを味わえます。
関越自動車道の六日町インターや越後川口インターから30分、十日町にある「道の駅 クロステン」に2012年にオープンしたカフェレストラン。
有機栽培コーヒーや、地元で収穫された雪室人参を使ったジュースやスムージー、季節の野草茶など自然派のカフェメニューが楽しめます。
おすすめはランチタイムの料理メニュー。例えば撮影時の冬メニューなら、里芋をつぶして米粉の衣で揚げた「里芋と妻有ポークの米粉俵揚げ」など地元素材を使ったヘルシーなメニューが並びます。ほかにも、一品料理が3品と、ごはん、漬物、和スープ付きの「季節のユキマツリ定食」も人気。

この定食に限らず、ランチの料理メニューには天然だしの和スープが付き、お代わり自由。撮影時には、雪室人参と玉葱、セロリ、打ち豆を使った「雪室人参の天然だしスープ」と、郷土食の“のっぺ汁”に特産の川魚を加えた「魚沼美雪ますを使用したのっぺ汁」の2種類が並びました。天然だしは、昆布と鰹、煮干しを使い、無添加で毎朝ひいているほど、道の駅のカフェとは思えないこだわり料理。和スープの1種は野菜中心で、地場野菜の美味しさをいかした優しい味わいです。
ご飯は有機栽培の魚沼産コシヒカリで、白米か玄米も選べます。
このコシヒカリ、地元のNPO法人「魚沼ゆうき」で育てられたものですが、ユキマツリの調理で出た野菜くずなどは、堆肥としてまた「魚沼ゆうき」に引き取られ、地域での還元型農業を実践しています。
食事ができるのはランチタイムの11:30〜14:00のみですが、その後18時までは「飲茶セット」としてお粥とのっぺ汁、漬物のセットもあります。
料理例

- 里芋と妻有ポークの米粉俵揚げ
- 滑らかな食感で甘みのある里芋を、サックリとした米粉の衣で揚げたメニュー。妻有ポークは地元の名産品です。890円。
- 季節のユキマツリ定食
- 郷土料理や地元素材を使った総菜3品が付く定食。この日は和スープはお代わり自由です。1,260円

- 米粉のチーズケーキと有機栽培コーヒー
- 魚沼産コシヒカリの米粉を使って焼き上げた濃厚なチーズケーキ。単品370円。有機栽培コーヒーや紅茶などが選べるドリンクセット640円。
- 雪室人参のフローズンドリンク(左)
さかすけフローズン(右)
収穫後に雪室で保存された人参の味わいをいかしたスムージー。さかすけは酒粕を乳酸発酵さえたもので、ほどよい酸味がスムージーにぴったり。